2年間の研修中に経験した失敗や反省を以下にまとめました。まだまだ反省して改善すべき点はあると思うので、後日追記していこうと思います。
私の経験が参考になれば幸いです。
①参考書を読まなかった、読む量が少なかった
②心疾患・脳疾患は経験し続けないと忘れる
③ICUの患者さんを担当しなかった
①参考書を読まなかった、読む量が少なかった
初期研修前に読むべき参考書は、インターネットで調べればいくつか該当するサイトに辿り着いたのでそれらをお手本にして参考書は10冊以上買っていましたが全くと言ってい良いほどほとんど手を付けていませんでした。いわゆる”積読”といった状態でした。
このことがいかにダメだったか痛感したのは研修2年目の地域研修の時でした。所属していた研修病院とは異なり医療資源が少ない中で医療を行う必要がありました。
その環境で長年働いている先生方との知識・経験量が違うのはもちろんですが、同期間に他病院から地域研修に来ている研修医と比較して明らかな知識量に差がありました。この期間は本当に自分の無知が恥ずかしく、とても辛かったです。しかし、自分の至らなさに早く気づけたのでいい機会に恵まれました。
②心疾患・脳疾患は経験し続けないと忘れる
研修病院で時間外に相談できない診療科でも外病院で研修する機会はありました。しかし経験し続けないと忘れてします。
③ICUの患者さんを担当しなかった
私が勤務していた初期研修病院では、一部の科を除き主科がICUの管理を行います。ICUは循環・呼吸など全身管理ができる貴重な機会だったのですが、当時の私は時間の使いたかを間違えてIUCの患者さんではなく病棟の患者さんや手術を優先していました。