家庭の事情により進学が難しかい・できない学生に対して、進学費用をを援助・貸与する制度のことを指します。
奨学金の種類(返済義務の有無)
奨学金の種類は、返済義務の有無によって
①貸与型奨学金(返済義務あり)
②給与型奨学金(返済義務なし)
に分けられます。
奨学金の種類(利子の有無)
貸与型奨学金の中でも、
①借りた金額に利子をつけて返済する必要があるもの(有利子)
②借りた金額だけ返済する必要があるもの(無利子)
に分けられます。
奨学金の種類(援助する団体の違い)
奨学金の種類は、援助してくれるだんたいによって
①国や地方団体などの公的機関(日本学生支援機構・地方公共団体)
②民間団体や進学学校など民間機関(民間育英団体・大学・専門学校)
に分けられます。
私の場合
私が利用したのは、日本学生支援機構の無利子と有利子の奨学金でした。
最初は無利子の奨学金を利用していましたが、金額が足りなくなったため有利子の奨学金へ変更しました。
奨学金の一例
私が在籍していた大学の学生掲示板には、学生向けのアルバイトの紹介の他にも地域からの奨学金の案内が掲示されていました。「月に○○万円貸与するので、卒業後●年は貸与した地域で働いてください」という内容が多かったです。医療者の少ない地域での人材確保の方法の1つだったのでしょう。
一般的な奨学金とは異なりますが、ある後輩は大学入学前に銀行に学費融資の話をして、お金を貸与してもらっていると聞きました。その人の行動力には驚きました。
私が学生の頃には日本学生支援機構には貸与型しかありませんでしたが、給与型の奨学金もできたそうです。
奨学金の返済で生活が苦しいという報道もあったので、費用がなく進学があきらめる学生のために色々な選択肢があるのはいいことです。